2020.5.29 今日は売る日ではなく買う日なのだが
SBI HD(8473)もオリックス(8591)も思ったより下がらなかった。
SBIに至っては上がっていたし。上がるなよ。いや、上がってもいいんだけど、ちょっと待てよ。
2,200円くらいまで押してくれてもいいのにな。
それならそれでいいけどな、深追いはしない。
個別にどうこうよりも相場全体が一気に落ち込むタイミングがある気がするし、そのきっかけが何かはわからないけど(半分いちゃもんみたいなものだしね、後付けの理由なんて)たぶん近い内にはある。
その為にキャッシュを確保しておかないといけないというのが基本的な指針なんだけど、如何せん売れない。売る気になるような上げが来ないし、利益も乗っていない。
実に中途半端な状態だ。
今日もっと下げてくれないと自信を持って買って月曜日に売るという作戦が取れないのだよ。
それどころか、月曜日にまた下げそうな予感すらしてしまうから今日の下げはあまり良い下げ方ではなかった感じがする。
勘だよ勘、全くの根拠レス。ただ想定以下のつまらない下げだったとだけ。
月曜日に大きな下げが来なければ更にいくつかの銘柄を売ることにしよう。
優待・配当に釣られるのはナンセンスだ。
優待・配当分くらいを稼いでまったりとやりたいなどと調子のいいことを言ったが、あれは嘘だ。
株式の指標の一つにROE「 自己資本利益率」というものがある。
詳しくは知らない。ただ、イメージとして如何に効率よく利益を生み出しているか?という内容のものだと思っている。
投資も一緒だと思うのね。
1日で1万稼ぐのと1年で1万稼ぐのとでは利益率に歴然たる差があるということ。
当たり前だけどね。
これはキャピタルゲインとインカムゲインの関係に置き換えて考えることも出来る。
年間配当が100円/株の株式を1年間保有して安全に1万円稼ぐのと、株式の売買を繰り返すか大きく張って例えば1000株買って10円の利幅を取るかどちらが優れた利益の生み出し方かということ。
1年は長いよ、長すぎる。その間資金拘束されてやっと得られる1万円。
しょうもない。
10円の利幅なんて少しセンスがあれば簡単に取れる。
それ以上取ることだって容易。ある程度安全マージンを取った上で余裕という意味。
配当・優待なんてあくまでも想定通りに株価が動かなかった場合の保険程度のものと認識しておくべきだろう。
特に資金力のない弱小個人投資家はそういう心構えを持つべきだ。
1億持っていればインカムゲインで余裕で生活出来るからほんの少しの冒険さえする必要性がなくなる。
安全に300万なり400万なりを貰った方が賢いしストレスがない。
今回多くの優待株に手を出したのは株価の回復(経済というよりは株価)に数年要すると考えた為だが、思ったよりも回復は早かった。
この状況で優待株をのんびり持っているのは実は結構リスクがある。
つまり状況が変わったということで攻め方も変えようと思う。
超お気に入りの優待株、特に長期優遇のついている株以外は利確していく。
これが来週から再来週にかけての基本戦略である。
利確というのがミソだよね・・・。含み損になっている銘柄は売れないのよ、これが。
結構大きい額になっちゃっているのもあるしね。ホント大失敗。時間かけりゃそりゃ上がるよ、上がるし、配当貰いながらでプラスにもっていけるさ。でもなあ、すんごい無駄。無駄無駄無駄。
で、今見てみた。自分の持ち株リストを。
売りたい銘柄、ほぼなし。売りたいのは現在含み損を抱えている銘柄だけというね。
だって、暴落時にかなり安く仕込んだ大切な種だよ?もったいなくて売れないって。ここより下がることないし、利回り半端じゃなく高いし。
やはりモーニングスター(4675)とあかつき本社(8737)、オリックス(8591)の上げに期待だな。オリックスは100株永年保有が夢なので100株残して売り払いたい。
そんなに持っていても意味ないし、ポジションは決して良いとも言えないのでね。
まあ、1,800~1,900円くらいまではあっさりいくと思っていますよ。
でも欲張らずに売る。だから早くもう少しだけでいいから上げて。
モーニングスターは500株持っておけば優待MAXなので500株残しとして、その3銘柄で300万近く確保できる。
それでおよそキャッシュ率が50%になるのでこのキャッシュは日銭を稼ぐようとしてしっかり確保する。
今日は仕事中に500万をフル活用して一体どの程度稼ぎだせるのかをシミュレーションしていた。
1日1%の利回りは可能か?5万の儲け。不可能。
1日0.1%ならどうだ?5千円。可能性は高い。
もう一声の1日0.2%として複利で計算していくと、245日後(東証の年間営業日数)に815.76万円になる。
これに対して2割の税金支払いと考えると間違いの元だ。
最初に設定した利回り2%に対しての2割(1.6%)で計算し直すとどうか。
それでも739.74万円か、素晴らしい。
で、この計算結果を見て何を思うか。
それは、実現可能性が低いのだろう、ということ。
こんな簡単に儲けられるはずがない。
コンスタントに0.2%の利益をあげられるとは思えないことに加えて回転用資金を常に100%働かせることなど出来ないであろうということが真っ先に思い浮かぶ。
特に前者に関して、空売りをしない、信用買いをしないという取引手法であることから下落局面に対して弱すぎると考えられる。
(だからといって空売りしようとは思わないけどね、むしろ出来ない)
まあ、せいぜいこの半分くらいの利益をあげられるかどうかってところか。
確実に拾えそうな状況で大きく張って早めに利確。
ヒット&アウェイ戦法を取ることになりそうだ。
でも、おおまかな目標が定まった。
500万の資金で年間利益120万、月の利益を10万に設定。
これは十分実現可能な数値であると考える。
まずその為には先に挙げた3銘柄の無傷撤退が大前提だね。
遅くとも7月8月くらいにはそのタイミングが訪れるだろう(予言)。
月に10万稼げれば俺は死なない、というか適当にバイトでもしながら遊んで暮らせる。
理想の生活だ。
というわけなので仕事を辞めよう。完全に辞めよう。生活の目途がつきましたのでさようならという感じでさらりと。
土日のみのアルバイトは探そう。当面、謎の社会保険料とか税金とかの支払いがついてくるのでね・・・。急な収入減にはご用心というわけですわ。
一応死なない程度の収入は確保しておかないと安心して株式投資に集中できないからね。
平常心で臨まないと判断を誤る可能性が高くなる。
うむ、楽しくなってきた。
アーリーリタイアだっけ?ファイアーマンだっけ?
アメリカで早期リタイアしてのんびり暮らす生活スタイル。
俺もそれ始めますんで。かなりフライング気味に始めますから。
そうなったら株ブログじゃなくて、ファイアーマンブログになるかもしれんな。
・・・ファイアーマンだっけ?(笑)
数分後、大きな誤りに気がつく。
生活費はどこから捻出するのかな、と。
その500万の投資資金の儲けが生活費に充当されるなら延々その500万で戦い続け、そして勝利し続けなければならないのではないか、と。
さすがにハードすぎる。
原資を大きくしていくことに複利の旨味がある。
コップからこぼれた水を飲むだけの生活はもっと資金が増えてからの話だ。
じゃあ、もっと働けということか。
でも、そしたら今とほとんど状況が変わらず、デイトレなんて出来ない。
厳しいな。投資資金には一切手をつけずに生活する方法、か。
週2ではなく週3で働く。ここまでしか妥協できないぞ、最終防衛ラインだ。月10万稼ぐ。株でも10万稼ぐ。そして、それには手を付けない。
残りの500万はインカムゲイン用&緊急時のナンピン用資金とする。
こんなところか。さっきまでの夢物語のような高揚感はない。
現実を突きつけられた感じだ。つまらない。
結局働かなければいけないというのが、な。
利益率を上げていくしかないのかな。
2020.5.29
評価損益 -93,680 (前日比-41,670)
日経平均 21,877.89 (前日比-38.42)
TOPIX 1,563.67 (前日比-13.67)